もっと早く入社すればよかった

オリーブ新橋 主任齋藤 竜太朗

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  • 怖い人しかいないと思った黒服

    プラザエンタープライズ(以下プラザ)の求人を見つけたのは前職の保育士を辞めたタイミングでした。

    次の仕事を見つけるまでの繋ぎのつもりで、職種というより高収入を軸にアルバイトを探していました。その時はまだ社員になるイメージがあまり湧いていなかったのですが、面接の際に店舗の説明から各店の特徴、役職やお給料の話を細かく、資料も交えながら説明されたので「想像と違って親切そうな職場だな」と好印象を持っていました。

    遅い時間に面接に行ったので、営業中の店舗の見学もその日に行きました。キャバクラに客として足を踏み入れたこともないので、ドラマや漫画のイメージでボーイさんも怖い人ばかりだろうと想像していたので、面接会場から店舗までの徒歩5分ずっとドキドキしていました。

    その時フロントに立たれていたのが秋葉シニアM(※シニアマネージャー。以下シニアM)で、笑顔で「見学ですか?」と挨拶していただいて、内心「優しそうなイケメンだ!」と驚きで緊張が解けました笑

    秋葉シニアMは今でも私にとって非常に大きな存在です。保育士時代は私以外女性の職場だったので、人生で初めての男性の上司になりますね。

    社員になるきっかけも秋葉シニアMの言葉でした。私と同じようにアルバイトからプラザで働き始め、コツコツとステップアップして今のポジションまで登り詰めた経験を話してくださったこと。また私のことについてもよく聞いてくださり前職の辛い経験も「ここではそういうことはないよ」「斎藤くんも真面目に仕事を続ければ評価してもらえるし成長できると思うよ」と励ましてくださり「一緒に頑張らせてください」と正式に社員としてプラザに入ることを決めました。

    「今日は何を教えてもらえるか」行くのが楽しい職場

    アルバイトとしてプラザに勤めてから新しい学びやチャレンジの連続で、毎日が充実していたことや自身の成長を実感できたことが社員になりたいと思えた決め手でした。

    ここでは与えられた仕事を覚えれば、それを上司の方々がちゃんと見てくださっていてすぐに次の仕事を教えていただけます。インカムを初めて着けて、ドリンクの提供ができて、オーダーも通せるようになった。じゃあ次はご案内やってみよう、といった感じです。なので毎朝起きるたびに「今日は何を教えてもらえるかな」とワクワクして目が覚めるんです。

    そのワクワクが形となって見えるのが、私の日記です。教わったことをその場でメモして、家に帰って書き写したり後から気づいたことを書き加えたり…初めは「続けられないかも…」って思っていたんですけどウェイターの期間中1日も休まずに続けていました。自分でも驚くくらい「早くできるようになりたいな」と楽しく働く毎日です。

    新しい方が入ってこられた時に「当時は何をしていたか」と思い出すのにも日記をよく使っています。何からどんな風に教わったか、次は何を教えたらスムーズに覚えられそうか。上司に「これ教えてあげて」と言われる前に自分が教えて「もうここまでできています」ってその子の成長を促してアピールすることが上司から見た僕たち中堅層の仕事なのかなと思います。

    あとは「僕も入った時トレンチすら触ったことなかったよ」とか、気軽に声をかけてあげられるように初心を思い出すきっかけにもなりますね。

    プラザで手に入れた2つの武器

    黒服といえばオーダースーツのイメージが強いと思います。私も最近2、3着目を仕立てました。

    初めて仕立てたのは副主任に上がるタイミングでした。それまでは既製品のリクルートスーツだったので生地もテロテロですし、黒服になってから膝をつく機会が多いので膝も擦り切れて白くなって。周囲の方に作るのを勧めていただきました。

    初めは無難な無地の黒の生地で考えていたのですが秋葉シニアMに「せっかく作るのに!」と言われ、結果全て選んでいただきました笑 ボタンは自分で選ぶように言われたのですが、悩んでる時に偶然通りかかった野口シニアMに「これだ」と言われ真っ白のボタンになりました。既製品では見ない組み合わせでしたがお客様からも評判が良いのでお任せしてよかったなと思います。

    いきなり派手すぎても私にはまだ力不足だと思うので、サイズ感などシルエットから真似るのがちょうど良いかと思います。

    長く通ってくださるお客様からは「若い頃の秋葉くんみたいだな!」「これで君もプラザの男だね」と声をかけていただきます。

    もう一つ思い入れの深いものがありまして、ちょうど初めてのオーダースーツが届いた頃が自分の誕生日だったのですが、秋葉シニアMと野口シニアMからプレゼントをいただいたんです。

    それがこのモンブランのボールペンで、お二方から一本ずついただきました。

    まだ入って数ヶ月の頃だったのでプレゼントをいただけたことが嬉しくて、早速胸ポケットに入れて仕事をしていたらお客様に声をかけていただいて。マークだけでわかる人にはわかるようで「すごくいいペンを使っているね」から始まり名刺をお渡ししてそこから仲良くなって、と良いご縁に繋がりました。

    売り上げに興味ないキャストと達成した300万

    プラザでは半年に一回キャンパス店のレースが開催されています。私も担当のキャストさんを持ち、レースに参加しているのですが、2023年2月度のレースでは1位をとることができました。

    元々売り上げに興味のないキャストさんで、レースも毎月の売り上げもあまり気にしていない子だったんですが前回のレースでは「私300万円達成したいです」と言ってくれて。理由としては副賞のディズニーチケットが欲しかったそうですが笑 それでも「よく言ってくれた!」と2人で作戦を立てる日々でした。キャストさんがお客様にお声がけして、来てくださった際にはお客様にボトルを入れていただけるように私が協力するという形で2人3脚の1ヶ月でした。

    キャンパス店では、どの店舗もキャストさんではなく黒服がオーダーを伺います。お客様のニーズを知ってボトルを入れていただくきっかけ作りをしたり。先輩方にどうやったらいいのかアドバイスを求めたりもしました。

    キャストさんも頑張っていくうちに「ただの1位じゃなくダントツの1位になりたい!」とやる気も出てきて、そんなキャストさんを見てお客様も高額のボトルを開けて下さって。キャストさんが「今回は斎藤さんがすごく頑張ってくれて、分からないことがあった時や悩んだ時にはいつも相談に乗ってくれた」とお客様の前で私に感謝の気持ちを伝えてくれてすごく嬉しかったことを覚えています。

    未経験から始まりまだキャストとして数ヶ月しかキャリアのない子が6店舗の中でダントツの1位をとるという結果になりました。営業終了後は2人で泣いてしまいましたね笑

    見て学ぶより聞いて教わる

    プラザは分からないことを聞きやすい職場なので、最初からなんでも器用にできなくても素直に質問できる人が向いていると思います。

    入社前のイメージでは聞いても教えてもらえない、見て覚えることが基本だと思っていたのですが実際には見て学ぶよりは聞いて教わって覚えてね、という方が多いです。

    研修で他店に行った時も丁寧に教えていただけますし「今の店舗で困っていることはある?」とまで聞いてもらえます。むしろ質問しない方が「どうして?」と聞かれるので、ここでは臆さずどんどん聞いて欲しいです。

    毎日の営業は同じ業務に見えるかもしれないですが、日々違うお客様、違うキャストで全く同じ対応というわけにはいかないので、こういうときはこう、別の場合はこう、といくつかのパターンも教えてもらえます。

    みなさん”なぜこうなるか”を教えてくれます。「こういうものだからこう」ではなくて。

    おしぼりをお渡しする向きは「お開きです」とならないように折り目を向ける、グラスも「まだ時間になって欲しくない」という意味を込めて反時計回りに回す。理由があるからきちんと頭に入って覚えられます。

    教えてもらうことが多すぎてありがたい限りです。

    もっと早く入社すればよかった

    人生で初めて目標とした方がいますので、プラザでどんどん役職を上げていきたいです。

    保育士をやめて夜の仕事に就いた時は親を驚かせてしまったんですが、会社名を聞いて父は安心したようです。浅草が地元なので、クラブロイヤルの存在を知っていて、昔からある会社だから安心感があると認めてくれました。親世代を安心させられる会社なんだ、とこちらが驚きましたね。

    お給料も、何もできないウェイターの時から求人に書いてある通りの金額をいただけます。保育士時代は6時半に家をでて19時に帰宅で手取り16万円くらいだったので、今は倍以上のお給料をいただいていることがありがたいです。期待値を含んだ額だと思うので、さらにお店を盛り上げて、先輩方のように頼れる存在になりたいです。

    やる気がある人は誰でも迎え入れてくれるので、未経験でも異業種からの転職でもぜひ一歩踏み出して欲しいですね。プラザに入って唯一後悔していることは、面接の時に「社員希望です」と言わなかったことです笑 そんな前向きな後悔ができるような魅力的な職場ですから、興味があるけど自分に向いていないかも、と思う方もまずは応募して自分の目で黒服という仕事を見て欲しいなと思います。