入社2ヶ月目で休養、嬉しい共済会の制度
前職は何店舗かの飲食店で働いていました。飲食店での勤務は長時間労働で腰を痛めたり、勤務中に怪我しても労災と認められないことが多く、何かあった時には実費で負担していました。プラザエンタープライズ（以下プラザ）では福利厚生で共済会という制度があり、これは簡単に説明すると保険適用内のものは全て使えるという内容で、病院に行くと会社が医療費を負担してくれます。※規定あり
私は入社して2ヶ月位のタイミングで勤務中にギックリ腰になり、立てなくなってしまいました。その際には共済会を利用させていただき、大変助かりました。幸いなことに軽症でしたので、一週間の休養で復帰することができましたが、入社してすぐ休みをいただくことに少しためらう気持ちがありました。
悩みながら上司に相談したところ「今のうちに治しておくことが、将来の自分のためにもなるし、元気に働いてくれることがお店のためにもなるから気にせずにしっかり休んでね」と言っていただけました。その言葉のおかげで安心してまとまった休みを取ることができました。ゆっくりと休養する期間があったからこそ、痛みを長引かせることなくきちんと状態が良くなるまで治せて、メンタル面も含めていいコンディションで復帰できたことが副主任に上がることにもつながったのかなと思います。怪我の療養のお休みと費用の負担の両方があり、本当にありがたかったです。
インフルエンザで休む場合なども費用は会社の負担となり、みなさん安心して休養できているようです。健康を意識している方が多く、共済会の制度はとても利用しやすいです。福利厚生の面でも転職してよかったなとしみじみと思いました。
心機一転ロングヘアからショートヘアに
飲食業界でずっと働いていて、待遇がよくならないことに将来への不安を感じていました。そんな時、YouTubeでキャバクラの黒服として働いている女性の動画を見て、その姿が凛としていて所作がとてもかっこよくて、女性でもこんな働き方ができるんだ！と興味を持ち、自分も働いてみたいと思うようになりました。
一人暮らしで猫を2匹飼っていて生活費もかさむので、今より少しでも待遇がよくなればよいなという思いで待遇面が希望の条件に合っていて大手の会社で安心感のあるプラザを受けました。YouTubeで見たお店はドレス店だったので、体験入店で大学生が制服の衣装で働いているコンセプトのシュシュ上野に行き、キャバクラにもいろんな店舗があるのだなと驚きました。体験入店をして、自分が働くイメージが湧いたのでこの仕事をやってみたいなという気持ちがより強くなりました。
プラザは系列店が多く、研修などで他店舗に行くことがあるのですが、お店によってコンセプトが全く異なるため、他の店舗に行くと毎回新しい気づきがあります。
もともとロングヘアだったのですが、転職するタイミングで心機一転、新しいことに挑戦するぞっていう気持ちでバッサリと切りました。面接の際は、男性と間違えられてしまいましたね（笑）
服装についてはスカーフを巻いてみたりもしましたが、ネクタイが今の自分には一番しっくりとくるなと思っています。
ショートヘアでネクタイをつけているので、お客様から男性スタッフと間違われてしまうことがあるのですが、気さくに話しかけていただけるきっかけになっています。些細なことですが、そこからお客様とのコミュニケーションが生まれ、和やかな雰囲気になるのでイメチェンしてよかったなと思います。
あるキャストさんの卒業時に、お客様とそのキャストさん両方から「宮山さんがついてくれてよかったです」って言っていただけたことがあり嬉しかったです。その時は、ちょうどそのお客様が自分と同世代の方で、キャストさんが卒業する数ヶ月前から接客を対応させていただき、共通点が多く様々な話題で盛り上がりました。小さなことかもしれないですが、自分の接客でお客様とキャストの両方に良い思い出を残せて少しだけ自信に繋がりました。
キャストにとって相談しやすい存在に
働く前は夜遅くまで働いて生活のリズムが乱れたり、朝までずっとお店にいて睡眠時間が短くなり体調不良に繋がらないかが心配だったのですが、終業時間がきちんと決まっていて、ダラダラと残業することがないので、前職の時よりも健康的に働くことができています。
また、男性が多い中で女性の黒服としてやっていけるのかという不安もありましたが、温かい職場で疎外感もなく楽しく働くことができています。仕事で失敗してしまうこともありますが、その際もどうしたら同じような失敗をしないかを考え、些細なことでも判断に迷う場合は相談するようにしています。マネージャーが親身になって相談に乗ってくれて相談しやすい雰囲気を作ってくださるのが本当にありがたく、仕事をしやすいと感じるポイントだと思っています。
キャストさんからすると女性ならではの体調の悩みなど、男性スタッフに相談しにくいことを相談できる環境を作れているみたいで「宮山さんがいてくれると安心します！」「何かあった際に宮山さんがいると相談しやすくて助かります」と言っていただけることがあり、非常に嬉しく思います。女性の黒服は徐々に増えていますが、まだ少ないので、他の店舗と合同営業した際に「女性の黒服さんいないのでうちのお店に来てくださいよ〜」とキャストさんから言っていただいたこともありました。
私がマネージャーから相談しやすい雰囲気を作っていただいていることで安心して働けているように、キャストさんが何かあった時に自分が相談しやすい存在になり、少しでも安心できる場所を与えることができたら嬉しいなと思います。キャストや今後入社される女性黒服の方が少しでも働きやすい環境を作ることが自分の役割だと思いますし目標としております。髪を切って、心機一転新しい業界で頑張るという気持ちでこの仕事をスタートしたので、今の目標は主任になることです。まずは教えていただいたことをきっちりとこなして昇格を目指します。
お客様にしっかりと向き合った接客
飲食店で長く働いていたことで、いろんなことに気がつくという良い点もありましたが、飲食店ならではの習慣が身につき、それが足かせとなり苦戦することもありました。例えば、居酒屋だと回転率が大事なので、すぐに席に案内して、手早く料理を出して、接客もフランクな感じで対応して、終わったらすぐに片付けをするなどスピードが命です。キャバクラは、真逆で席料だけでもお金がかかるので、礼節を重んじて接客も非常に丁寧でお客様ひとりひとりと向き合うような接客スタイルです。
最初の頃に飲み物をこぼしてしまうなど様々な失敗もしてしまいましたが、その失敗をきっかけに自分でもどのような接客が良いかなど積極的に考えて行動するようになり、居酒屋などの飲食店で働いていた時には、気がつかなかった視点で仕事ができるようになったと思います。特に報告連絡相談については失敗した経験から今後は絶対に怠らないようにしようと肝に銘じました。プラザでの仕事を通して責任感も身についたと思います。
接客対応のイメージとしてはテーマパークに近いと思いました。キャバクラでの空間や体験を楽しみに来ているので、そのお客様にいかに喜んでいただけるかが大事だと思います。
掃除の仕方も飲食店での勤務時にも丁寧にやっていたと思いますが、プラザに入ってから、より細かいところまで気を配れるようになり、お客様の視界に入らないところも含めて徹底的に綺麗にすることを心がけるようになりました。お酒も好きなので、取り扱っているお酒についても、種類・原産地・味わいなどを調べると新しい発見があるので日々ワクワクしています。
初心を忘れないように
キャストさんと黒服は二人三脚で一緒にお店を盛り上げていくために、そのキャストさんがどのくらい売上を上げたいかなど目標だったり仕事への思いも一緒に共有しておくことが大切です。今はキャストさんの売上に少しでも貢献するためにも新しいボトルを卸していただくようにお声がけしているのですが、お客様との会話でどのようにすればうまくいくかがわからず苦戦しているところです。
系列店にいる女性の黒服の方が非常に上手なので、上手な方のマネをして自分も同じようにスムーズにできるようになりたいです。
他にも入店指導をやっていて、お店に来てからすること・お酒の作り方・お店の決まりなどを説明して、その内容をその日だけでなく継続してできているかを指導しています。アウトプットすることで自分の理解も深まるので、新しく入ってきたキャストさんに指導しながら学んでいます。まだ入社して半年くらいなので、初心を忘れないということを意識するようにして教えています。
飲食業界でずっと働いてきて根気強く仕事に取り組むことができるとは思いますが、それでも大変だなと思う瞬間はたくさんあります。仕事を長く続けるコツは、オンオフをしっかりと切り替えることだと思っています。趣味はゲーム、映画鑑賞、アニメ、舞台鑑賞、ライブ、ダイビング、料理などで休みの日には趣味を満喫しています。友達と会うことも多く、話すことが気分転換になっています。大好きな猫2匹にも毎日癒やされています。
プラザのお店もお客様にとって気分転換や癒やしの場になって、また来たくなるような居心地の良い空間を提供できるように、これからも日々積極的に学んでいきお店をより良くしていきたいです。